SEO対策を勉強する目的が「試験範囲に沿って基礎を固めること」なら、SEO検定の学習は60分80問から逆算します。合格基準は得点率80%以上なので、80問中64問が最低ラインです。残り16問をどう使うか、1問45秒をどう配るかを先に決めると、読む順番と解く量がぶれません。
先に結論
- 試験は60分80問なので、平均は1問45秒です
- 合格基準は80%以上で、80問なら64問正解、誤答16問までです
- 1周目35分、2周目15分、見直し10分の3ラウンドで練習します
- 学習時間は1章2時間で見積もり、4級12時間、3級12時間、2級10時間、1級14時間から始めます
- 直前7日間は模擬試験2回を60分で解き、70問正解を目標にします
60分80問からSEO検定の勉強時間を逆算する
要点:60分80問のSEO検定は、1問45秒で解く試験です。勉強時間は試験時間から逆算し、読解より演習に多めに配分します。
全日本SEO協会のSEO検定1級試験概要では、出題形式は選択式80問、試験時間は60分、合格基準は得点率80%以上とされています。4級の試験概要でも、同じく選択式80問、試験時間60分です。級によって範囲は変わりますが、時間の使い方は共通です。
80問を60分で割ると、1問あたり45秒です。読むだけの勉強を20時間しても、45秒で選ぶ練習をしないと本番で止まります。SEO検定の勉強では、テキストを読む時間と問題を解く時間を分けます。
| 工程 | 時間の目安 | やること | 確認する数字 |
|---|---|---|---|
| テキスト1章 | 45分 | 見出し、太字、図表を読む | 1章1枚のメモ |
| 章末演習 | 45分 | 該当章の問題を解く | 正答率80% |
| 誤答復習 | 30分 | 間違えた問題を3種類に分ける | 誤答数16問以内 |
| 模擬試験 | 60分 | 80問を本番と同じ時間で解く | 64問以上 |
この配分は当サイトの試験対策用の目安です。既にSearch Console、GA4、PageSpeed Insightsを仕事で使っている人は、アクセス解析や内部要素の章を30分短くできます。反対にサイト運営の経験がない人は、同じ章に30分から60分を足してください。
得点率80%に届く誤答16問を章ごとに配る
要点:得点率80%は80問中64問です。誤答16問を章ごとに配ると、満点を狙う章と落としてよい章を分けられます。
SEO検定は80問中64問で合格ラインに届きます。誤答できる16問を全体の20%として扱うと、全章を同じ深さで仕上げる必要はありません。ただし、1章を丸ごと捨てる進め方は危険です。
| 級 | 章数 | 均等なら1章の問題数 | 1章の誤答枠 | 優先する復習 |
|---|---|---|---|---|
| 4級 | 6章 | 約13問 | 約2問から3問 | 検索エンジン、内部要素、外部要素 |
| 3級 | 6章 | 約13問 | 約2問から3問 | キーワード、ページ構造、サイト内リンク |
| 2級 | 5章 | 16問 | 約3問 | コンテンツ、アクセス解析、競合調査 |
| 1級 | 7章 | 約11問 | 約2問 | モバイル、ローカル、ランキングシステム |
表の問題数は章ごとに均等と仮定した計算です。実際の出題比率は回によって変わります。試験前の判断に使うなら、苦手な章を2章までに抑え、得意な章を3章以上作るほうが安定します。
たとえば1級で7章ある場合、苦手な2章で各4問ずつ落とすと8問です。残り5章で各1問から2問に抑えると、合計13問から18問になります。18問だと合格ラインを2問下回るため、模擬試験では70問正解を目標にします。
4級から1級までを1章2時間で割り付ける
要点:4級から1級までの勉強時間は、1章2時間で割り付けます。章数から計算すると、4級12時間、3級12時間、2級10時間、1級14時間です。
SEO検定の勉強時間は、級名だけで決めるより章数で決めるほうが扱いやすくなります。1章を「読む45分、解く45分、直す30分」の2時間で置くと、予定表に落とし込めます。
| 級 | 章数 | 1章2時間の合計 | 1日30分 | 1日60分 | 1日90分 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4級 | 6章 | 12時間 | 24日 | 12日 | 8日 |
| 3級 | 6章 | 12時間 | 24日 | 12日 | 8日 |
| 2級 | 5章 | 10時間 | 20日 | 10日 | 7日 |
| 1級 | 7章 | 14時間 | 28日 | 14日 | 10日 |
| 4級から1級 | 24章 | 48時間 | 96日 | 48日 | 32日 |
この表は当サイトの学習計画用の目安です。SEO記事を書いた経験が30本以上ある人は、2級のコンテンツとアクセス解析を合計2時間短くできます。Search Consoleを触ったことが0回なら、2級に4時間、1級に2時間を足してください。
試験まで14日しかない1級受験者は、1日60分では14時間に届きます。ただし模擬試験2回で120分、誤答復習で120分を別に使うため、実際には18時間を見てください。平日5日で各60分、休日2日で各180分なら、1週間で11時間です。2週間なら22時間になり、復習の余地が残ります。
公式テキストと問題集は1周目と2周目で使い分ける
要点:公式テキストと問題集は、1周目と2周目で使い分けます。1周目は章ごとに往復し、2周目は問題集を中心にします。
公式テキストを最後まで読んでから問題集に入ると、1章目の内容を忘れた状態で解くことになります。SEO検定では、1章読むたびに問題へ移る形にします。6章ある級なら6回、7章ある1級なら7回の小さい往復です。
| 周回 | テキスト | 問題集 | 時間配分 | 終える基準 |
|---|---|---|---|---|
| 1周目 | 章ごとに読む | 該当章だけ解く | 読む50%・解く50% | 全章を1回通す |
| 2周目 | 誤答箇所だけ戻る | 全問を解く | 読む20%・解く80% | 正答率80%以上 |
| 3周目 | 図表だけ確認する | 誤答だけ解く | 読む10%・解く90% | 同じ誤答を半分以下にする |
| 直前 | 用語だけ確認する | 模擬試験2回 | 60分×2回 | 70問以上を1回出す |
SEO検定のお申し込み方法ページでは、受験料とダウンロード学習コースの税込価格が公開されています。受験料は1級が会場9,900円、オンライン11,000円です。2級は会場7,700円、オンライン9,900円、3級と4級は会場6,600円、オンライン8,800円です。
ダウンロード学習コースは1級22,000円、2級19,800円、3級15,400円、4級13,200円です。価格は2026年8月28日に公式ページで確認した税込表記です。教材や受験方式の価格は変わるため、申し込み前に公式ページで最新情報を確認してください。
誤答ノートは3種類だけに分けて復習する
要点:誤答ノートは3種類だけに分けます。知識不足、読み違い、時間切れを分けると、復習に使う30分の配分が決まります。
間違えた問題を全部同じように復習すると、時間を失います。SEO検定の誤答は、知識不足、読み違い、時間切れの3種類に分けます。1問ごとに問題番号、章、種類、次にやることを1行で書きます。
| 種類 | 見分け方 | 30分でやること | 次回の目標 |
|---|---|---|---|
| 知識不足 | 用語の意味を説明できない | 該当ページを読み、20字で言い換える | 同じ用語を1問正解する |
| 読み違い | 否定語や主語を取り違えた | 問題文の主語と否定語に印を付ける | 同じ型の誤答を0問にする |
| 時間切れ | 見直せば解けた | 30秒で飛ばす練習を10問行う | 1周目を35分以内にする |
たとえば模擬試験で20問を間違えた場合、知識不足12問、読み違い5問、時間切れ3問なら、次の2日間はテキスト復習を中心にします。知識不足5問、読み違い3問、時間切れ12問なら、知識よりも解く順番を直します。
計算式は次の形にします。
必要な追加学習時間 = 知識不足の誤答数 × 20分 + 読み違いの誤答数 × 10分 + 時間切れの誤答数 × 5分
知識不足12問、読み違い5問、時間切れ3問なら、12×20分 + 5×10分 + 3×5分 = 305分です。約5時間5分なので、1日60分なら5日、1日90分なら4日を追加します。誤答の種類で時間は変わります。
直前7日間は模擬試験2回と64問で確認する
要点:直前7日間は模擬試験2回と64問で確認します。3日前に64問へ届かない場合は、苦手章だけに絞って復習します。
試験7日前からは、新しい教材を増やしません。公式問題集と模擬試験だけに絞ります。目的は知識を増やすことではなく、60分80問の形に慣れることです。
| 残り日数 | 使う時間 | やること | 見る数字 |
|---|---|---|---|
| 7日前 | 60分 | 模擬試験1を通しで解く | 64問以上 |
| 6日前 | 60分 | 誤答を3種類に分ける | 知識不足の数 |
| 5日前 | 60分 | 知識不足の章だけ読む | 2章以内 |
| 4日前 | 45分 | 読み違いの問題を解く | 同じ誤り0問 |
| 3日前 | 60分 | 模擬試験2を通しで解く | 70問目標 |
| 2日前 | 45分 | 2回とも間違えた問題だけ解く | 残り5問以内 |
| 1日前 | 30分 | 図表と用語だけ見る | 新規問題0問 |
3日前の模擬試験2で64問に届かない場合、不足は最低1問以上です。58問なら6問不足、60問なら4問不足、63問なら1問不足です。ここで全章を読み直すと間に合いません。誤答が多い2章だけに絞り、1章あたり60分ずつ使います。
マークシート形式では、飛ばした問題の行ずれにも注意します。1周目は35分で即答できる問題を解き、2周目は15分で保留した問題へ戻ります。最後の10分は、未回答、問題番号、解答欄の3点を10問ごとに確認します。
受験する級そのものを迷っている場合は、SEO検定1級と2級の違いを比べる記事で範囲と費用を先に確認してください。演習の回し方を細かく決めたい場合は、SEO検定の過去問と模擬試験の使い方の記事に、解く順番と記録方法を分けてまとめています。
よくある質問
SEO対策を勉強するだけならSEO検定から始めてよいですか
試験範囲に沿って基礎を固めたい人には合います。すぐ自分のサイトを直したい人は、Search Consoleで検索語、表示回数、クリック数、平均掲載順位を見ながら学ぶほうが早いです。SEO検定は試験対策として使い、実務の優先順位は別に決めてください。
1級から受ける場合の勉強時間は何時間ですか
1級だけなら7章×2時間で14時間が出発点です。4級から2級までの復習も入れるなら、24章×2時間で48時間を見ます。既に記事制作やアクセス解析の経験がある人は、重なる章を合計4時間から8時間短くできます。
問題集だけで進めてもよいですか
2周目以降は問題集中心で進めます。1周目から問題集だけにすると、用語を知らない章で止まります。1章ごとにテキスト45分、問題45分、誤答復習30分の順に進めると、知識不足と読み違いを分けやすくなります。
模擬試験で何問取れれば受験に進めますか
合格ラインは64問ですが、本番の緊張で1問から3問を落とす前提なら70問を目標にします。64問から67問は余裕が3問以内です。3日前に70問へ届かない場合は、誤答が多い2章だけを各60分で直します。
まとめ
SEO検定の勉強方法は、60分80問、得点率80%以上、誤答16問までという数字から決めます。1問45秒で解くため、1周目35分、2周目15分、見直し10分の3ラウンドで練習してください。学習時間は1章2時間で見積もると、4級12時間、3級12時間、2級10時間、1級14時間です。直前7日間は模擬試験2回を60分で解き、64問を最低ライン、70問を目標にします。
資格の比較や級選びで迷う段階なら、先に1級と2級の範囲を比べてください。受験級が決まっている人は、模擬試験2回と誤答ノートを使い、残り日数から復習時間を逆算すると進めやすくなります。


