SEOコンサルとは?相談できることと相談前に整理したい課題

SEOコンサルへの相談に向けて課題と次の行動を整理する打ち合わせのイメージ。 SEO業務効率化

SEOコンサルは、検索に関わるサイトの課題を調べ、内容・構成や技術面をどう見直すか相談する相手です。相談前には、困っている現象、対象ページ、これまでの対応、相談したい問いを短く整理してみましょう。原因を自社で特定してから相談する必要はありません。

ただし、相談できる内容や、サイトの修正・公開まで依頼できるかは相談先によって異なります。まず役割と相談例を押さえ、実作業との違いを理解したうえで、自社の困りごとを言葉にしていきましょう。

SEOコンサルには、サイトの内容・構成や技術面を相談できます

Googleは、SEO業者やコンサルタントが提供するサービス例として、次のような内容を挙げています。

  • サイトに掲載する内容や、ページ構成の見直し
  • サイトの開発に関する技術的な助言
  • コンテンツの制作
  • 検索に使われるキーワードの調査
  • SEOについての研修

これらを踏まえ、このページではSEOコンサルを、検索に関わる課題と改善の方向を相談する相手として説明します。すべての相談先が、挙げたサービスをまとめて提供するという意味ではありません。

たとえば商品ページを見直したい場合、修正する文章を先に決めるのではなく、検索での見つかり方や掲載内容を調べ、どこから見直すか相談することが考えられます。

なお、Google検索で最上位に掲載されることは誰にも保証できません。調査や改善案を依頼できることと、検索順位が保証されることは区別してください。

出典:Google「SEO業者の利用を検討する」

原因が分からない困りごとや、サイトの計画段階も相談の入口になります

相談内容は、専門用語で説明できなくても構いません。まずは何に困り、何を調べたいのかを伝えるところから考えます。以下は、サービス例を参考にした架空の相談例です。

検索からの訪問が減った

検索からの訪問が減っているページと、いつといつを比べたのかが分かれば、その情報を伝えます。原因を決めつけず、調べる対象を相談しましょう。

質問例は「検索からの訪問が減ったページについて、何を調べればよいか相談できますか。」です。減少した理由が分からないことも、そのまま伝えられます。

商品ページからの問い合わせが少ないと感じる

この場合は、商品ページの検索状況と、ページに掲載している説明を調べ、見直す点を整理できるか相談することが考えられます。

ただし、問い合わせが少ないという認識だけで、SEOに原因があるとは判断できません。問い合わせの記録があるか、検索経由の問い合わせを区別できるかなど、分かっている範囲を伝えます。

新しいサイトの開設や再構築を計画している

まだ公開済みのページがなくても、予定しているサイトの目的や構成を相談対象にできます。Googleも、新設・再構築の計画段階でSEO支援を検討することに言及しています。

架空の質問例なら、「新しいサイトの構成を、検索での見つけやすさも踏まえて相談できますか。」と尋ねられます。既存サイトの問題を直す相談だけに限らないため、計画段階で迷っていることを伝えてみましょう。

出典:Google「SEO業者の利用を検討する」

改善の相談と、文章やコードの修正・公開は別の作業です

相談したいことが見えてきたら、助言を受けたいのか、実際の変更まで頼みたいのかも考えます。「SEOコンサル」という名称だけでは、修正や公開まで依頼できるか判断できません。

たとえば、商品ページの説明を見直す架空の場面なら、次の作業はそれぞれ異なります。

  • 不足している説明について助言を受ける
  • 助言をもとに文章を書き換える
  • 書き換えたページを公開する

文章の修正も希望する場合の質問例は、「商品ページの文章の修正も依頼できますか。」です。公開まで任せたいなら、続けて「修正したページの公開作業も依頼できますか。」と尋ねます。

助言までの対応であれば、文章の修正や公開をどう進めるかは別に考える必要があります。相談の入口では、まず自社が希望する作業に対応できるかを確かめましょう。

分かっていることを短く書き、相談したい問いを作ります

自社の困りごとを伝えるには、観察したことと原因の推測を分けたメモを作る方法をおすすめします。最初に、サイトで扱う商品・サービスと、誰に利用してほしいのかを短く添え、その後に困りごとを書いてみてください。

Googleも、SEO業者が自社の事業に関心を持ち、事業の特徴や顧客について質問するかを確認するよう案内しています。以下のメモは、その観点を参考にした本記事の提案です。

次は、企業向けの商品を扱い、購入を検討する担当者からの問い合わせにつなげたいサイトを想定した、架空の記入例です。

整理すること 記入例
困っている現象 商品ページからの問い合わせが少ないと感じています。問い合わせの記録はありますが、検索経由かどうかは確認できていません。
対象ページ 相談したい商品ページのURLを記入します。
これまでの対応 商品説明を修正しました。修正前後の検索データは比較していません。
相談したい問い 「このページの検索状況と内容を調べ、見直す点を整理できますか。」

この例では、問い合わせが少ないという認識を、SEOが原因だという断定に置き換えていません。また、商品説明を修正した事実と、その修正が問い合わせにどう影響したかも分けています。

問い合わせの記録や修正した内容など、手元に確認できる資料があれば添えましょう。データをどう見ればよいか分からない場合は、その点も相談したいこととして残せます。

対象ページを絞れなければ、サイト全体や気になっているページ群を書きます。何も対応していないなら、そのまま記入してください。新設・再構築の相談では、困っている現象の代わりに計画上の迷いを、対象ページの代わりに予定している構成を整理できます。

返答を受けて、次に調べることを決めます

メモを伝えた後は、相談先が何を調べる提案なのかを聞きます。先ほどの架空の例なら、質問例は「このページについて、まず何を調べる提案ですか。」です。

検索データの確認が必要という返答なら、どのデータを用意すればよいかを尋ねます。ページの説明を見直す提案なら、どの情報が不足していると考えたのか、理由を聞いてみましょう。返答に応じて、資料を用意するのか、変更案を詳しく聞くのかを選べます。

調査や修正を依頼する段階では、何をもって作業完了とするかに加え、検索からの訪問や問い合わせの変化を何で確かめるかも相談します。ページを修正した記録だけでは、問い合わせが増えたかは分からないためです。Googleも、期待する結果や測定方法、変更内容と助言の理由を質問例に挙げています。

出典:Google「SEO業者の利用を検討する」

契約条件まで確認する段階に進んだら、SEOを外注する前の契約チェックリストも参照できます。

まずはメモを自社の情報で埋め、最初に相談したい問いを選んでください。分からない点を残したままでも、対象ページとこれまでの対応を添えて、何を調べてほしいのかを相談先へ伝えてみましょう。

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